各種資格について ある男の雑文

管理人の私が勉強して合格した資格について、試験の概要や試験勉強に使用した教材、実践した勉強法などについて綴っています。同じように資格試験に興味を持っている方々のお役に少しでも立てれば幸いです。

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行政書士 憲法は捨ててはいけない。配点は低いがとても重要な法律。

はじめに

試験の紹介記事でも述べましたが、行政書士試験の
憲法の配点は28点行政法民法と比べると
かなり少なめです。私自身も勉強を進める時は

配点の高いこの2科目に多く時間を割いていました。


但し、だからと言っていわゆる「捨て科目」と
するのは得策ではありません。


憲法は全ての法律の中で最上位に位置される
法律であり、他の法律は「憲法に違反しない
範囲で
」作られています。


つまり、憲法を学ぶことで他の法律を
学ぶ上での知識の下地が養われ、
その後の勉強の道しるべとなるのです。


ここでは、そんな憲法について
紹介していこうと思います。

 

試験での出題傾向・勉強法

試験での憲法の最近の出題傾向は
判例からの出題が中心です。


憲法の条文は他の法律と比べて圧倒的に
少なく、一文一文も非常に短い為、それを
どの様に解釈して判決の判断材料にしたか
が問われる判例が重要になるのです。


条文からの問題は穴埋め問題だったり
基本的な事項を問われることが多く、
テキストを読み込んでそれらを
押さえて行くことが重要になります。

 

一方、判例からの問題については
知っている判例の量が重要になるので
判例集を読み進めてどんどんその数を
増やしていきましょう。但し、どんな考えで
どんな結論に至ったかを知っておかないと
読み直しの回数が増えてしまうだけなので、
一つ一つの判例を丁寧に読むことが重要です。

 

過去問での頻出判例を問題を見て結論が
すぐに出る位知識を定着させた上で
新しい判例の知識も少しずつ増やして
行くのが理想的な覚え方です。

テキストは行政法と同じシリーズのこちらがおススメ

判例集は収録数が圧倒的に多いこちらがおススメです。


但し、あまり深追いして勉強時間を
割き過ぎないことも大切。
先程、「他の法律の学習の基本となる」とは
言いましたが、配点があまり高くない事も
事実なので、高配点の行政法民法との
兼ね合いを考えながら勉強を進めましょう。

 

まとめ

この記事では主に

  • 行政書士の憲法は配点は低いが捨ててはいけない
  • 配点の高い科目の勉強状況を見ながら勉強する
  • まず知っている判例をどんどん増やす
  • 条文は基本的・頻出事項を押さえる

と言う事を説明しました。

 

次の記事では、行政法の最後の科目であり、
向き合い方について悩む科目でもある 会社法
ついて説明させて頂きます。
最後までお読み頂き有難うございました。

 

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