宅建試験 宅建業法の勉強法 一番配点が高く簡単なので目標は満点。
はじめに
宅建業法は、宅建試験合格の為の最重要科目です。
出題範囲がテキスト換算で100ページ前後と非常に
狭いにも関わらず、試験での配点は試験の紹介記事
でも書いた通り50問中20問と一番高いのです。
それ故、合格者の殆どはこの宅建業法で
満点かそれに近い点数を確保していると
言っても過言ではないので、逆に言うと
この科目で何問も落としてしまうと
不合格へ一直線…という事になりかねません。
しかし、同じ記事で紹介した通り
宅建試験の合格点は毎年36‐37点前後です。
よって、仮に宅建業法で満点が取れれば
残りの30問で16‐17問と半分と少し正解
出来れば合格点確保が可能です。
よって、宅建業法で満点かそれに近い点数を
取れれば逆に合格へ一直線!となるのです。
ここでは、そんな宅建業法の制定目的や
出題範囲、効果的な勉強法を説明していきます。
宅建業法は何の為の法律か?
この法律の制定の目的は、主に
- 宅地建物取引業の適切な運営
- 消費者の保護
の2つです。
元来、不動産取引では一般消費者は不動産について
何も知らない事が多く、仮にこういった法律が
無かったとすれば
- 高額な報酬(手数料)を要求される
- 騙されて欠陥住宅を購入してしまう
- 誇大広告に騙されてしまう
こんな事態が消費者に生じる可能性が高くなります。
それを防止する為に宅建業者の行動を規制し、
宅建業の適切な運営に繋げる為に制定されたのが
この宅建業法なのです。
宅建業法の出題範囲・効率的な勉強法
まず、宅建業法の出題範囲は
- 宅建業の定義・事務所
- 宅建士の登録・免許
- 営業保証金・弁済業務保証金
- 35条書面・37条書面
- 宅建業務・広告の規制
- 報酬に関する規制
- 住宅瑕疵担保履行法
等になります。満遍なく出題されるので、
範囲全てを覚える位テキストを読み込みましょう。
効果的な勉強法は、「覚える→忘れる→また覚える」
のサイクルを何度も繰り返す事。期間や金額等の
細かい暗記事項が多い為、効率良く知識を定着させる
ことが大事です。
勉強の際の注意点は、
スキマ時間を使って要点をチェックする事
です。暗記事項はすぐ忘れてしまう為、一遍に
多くの事を覚えようとせず短時間で何度もチェック
する方が時間もかからず効率的です。
↑私が勉強に使用したテキスト&基本問題集はこちら
まとめ
この記事では主に、
- 宅建試験の宅建業法の概要や効果的な勉強法
- 宅建業法制定の目的
- 出題範囲は全て覚える事を心掛ける
- 勉強の時はスキマ時間を活用する
- 覚える→忘れる→また覚える、を何度も繰り返す
という事を書かせて頂きました。
次の記事では、宅建試験で宅建業法に次いで
配点の高い権利関係について解説していきます。
ここまで読んで頂き有難うございました。
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