建設業経理士1級 独学に向けた取り組み方
前回、この試験の仕組みなどについて色々書かせて頂きましたが、
合格するに当たって「3科目一遍によりも1科目ずつ確実に」と
主張させていただいた理由などを書いていこうと思います。
まず、試験当日に実施される科目は財務諸表・財務分析・原価計算の
順番で「試験90分・休憩60分」のサイクルで行われます。
「1時間も休憩出来れば3科目通して集中力も続くはず」と
考えがちですが、この試験はどの科目も時間の割に計算量が多く
かなり集中力を消耗します。また、それ故に思わぬミスも招きやすく
後の科目でもそれを引き摺りまた思わぬミスをする、と言う
悪循環に陥る可能性もあります。
(自分は最初に3科目同時受験をし、最初の財務諸表でのミスを
引き摺りその後の2科目が不合格になってしまいました)
同時受験で不合格が重なると結果的に受験料は高く付くし
1科目あたりの勉強が中途半端になるリスクもあります。
以上のような理由から「急がば回れ」のスタイルを推奨するのです。
さて、次回の記事からは科目ごとの出題範囲や勉強法などを
書いていこうと思います。